FC2動画がテイクダウンツール提供で著作権侵害訴訟和解の謎

FC2動画からメールが届きました。

内容は
著作権侵害で訴えられてたけど
和解したから大丈夫、的なもの。

その中に出てきた
「テイクダウンツール」
とは何か？
そしてなぜこれで和解なのか？
ってのが個人的にはちょっと謎です。

FC2動画からのメールの概要

すでにニュースにもなっていたようですので
ご存じの方も多いと思いますが、
私は先ほどメールチェックして
ようやく気付きましたｗ

メールの内容をざっとまとめると、


的な感じです。

FC2動画自体は場を提供している会社
ってことでしょうけど、
会員が著作権コンテンツを違法アップロードしても
監視・取り締まりなどをせずに
そのまま放置されているのが
サービス提供会社として問題だとして
訴えられてたってことでしょうか？

テイクダウンツールとは？

メールに出てきた
「テイクダウンツール」
というのは、
どうやら不適切な動画を見つけた時に
管理者権限で削除できるツールのようです。

従来は
関連会社が不適切な動画を見つけたら
FC2側の管理者に連絡・通報し、
FC2側が確認してようやく削除
という流れでした。

それが、
関連会社にツールのアカウントを付与したことで
関連会社が不適切な動画を見つけたら
FC2に通報することなく
即削除できるということになります。

テイクダウンツールが使えるようになることで
動画関連会社としては
手続きの手間が省け、
なおかつ削除までの時間的スピードも短縮できる
というメリットが手に入ったわけですね。

もちろん関連会社が
不適切ではないものまで
無闇やたらに動画を削除しない
というモラルが前提ではありますけどねｗ
まあその心配はないでしょうかねｗ

結局良くわからんのだが

著作権コンテンツに関しては
個人的によくわからない部分も多いんですが、
今回のケースも
結局何だったのかよくわからないままですｗ

メールに記載されているように
FC2のビジネスが
米国著作権法の下で適法に行われている
と認められたのであれば
損害賠償請求は却下されて終わりじゃないの？

なのになぜ
「テイクダウンツール」
を提供して和解する必要があるの？

ってのが私の中で謎のままですｗ

FC2のビジネスは
根本的な部分では合法だけど、
複数の国でサービスを提供している中で
日本のように著作権的に違法となるケースがあるから
その対処として
「テイクダウンツール」
のアカウントを付与することで
日本国内においても合法な運用となるよう
企業努力の姿勢を見せたってことなんでしょうか？

舛添要一風に言えば
「違法性はないけど適切とはいえないもの」
と言われても仕方ないから
これから気をつけます。

本来は管理者（FC2）しか使えない
テイクダウンツールを
使用できるようにしてあげるから
これでなんとか許してね
ってこと？

で
舛添さんの場合は
都民国民の納得を得られずに
都知事を辞任する羽目になったけど、
FC2の場合は、
テイクダウンツールを使えるようにすることで
動画関連会社の一定の理解を得られたから、
和解できたということなんでしょうか？

この辺の解釈がよくわかってませんｗｗｗ
詳しい方、
コメントで説明いただけるとありがたいです。

もちろん日本国内で
著作権コンテンツを勝手にアップロードすることは
いけないってのは理解してますけどね。

最後に

ともあれ、
FC2動画のサービスは
今後も継続するってことでしょう。

私もアカウントは持っていますが、
最近はあまり利用してないかな？

でも今回のケースは
あくまでサービスを提供しているFC2
が和解したって話であって、
そのサービスを利用しているユーザーが
今までどおりFC2動画のサービスプラットフォーム内に
著作権コンテンツを勝手にアップしてもいい
ということではないです。
（今までもダメだったはずですがｗ）

FC2に限らず
Youtubeなんかにも
TV番組の映像とか有料コンテンツとかが
アップロードされてるものがあるけど
少なくともFC2については
取り締まりの効率が上がり、
違法動画ってのはなくなっていくんでしょうかね？
（多少はいたちごっこになるでしょうけど。）

そうなった時に、
この手の動画サービスってのは
どうなっていくんでしょうね？