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世にも奇妙な物語感想 ハイヌーンが意味不明すぎるw

世にも奇妙な物語感想 ハイヌーンが意味不明すぎるw TV・映画
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今日(11月21日)に放送された
「世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP ~傑作復活編~」。

私はビデオ録画して、
まだ半分ほどしか観てないんですが、
ハイヌーンという物語が意味不明すぎるw
つまらないとか、面白くないとかいう域を超えてましたw

ハイヌーンの大まかなあらすじと感想をまとめてみます。


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ハイヌーンのあらすじ


私の記憶の範囲内で、
ざっと「ハイヌーン(真昼の決闘)」
のあらすじをまとめてみます。

とある商店街にある
さびれた(?)定食屋「食堂 松月」。

そこには、寺島進演じる主人と奥さん。
お客さんは、
子連れの母親と
ビールを飲みながらラジオで野球中継を聞いている
六平直政演じる労働者風の男
そして男子学生(?)が一人。

クーラーが故障していて店内は蒸し暑いらしく、
団扇を仰いでいる姿も。

そこに和田アキ子扮する男性サラリーマン登場。
(※以下「和田」で表記)
席に座ると壁に貼ってあるメニューを眺める。

店の壁には短冊形の白い紙に1品ずつメニューが書いてあり、
それが横に並べて貼ってある感じ。
メニューは丼もの、定食もの、麺類、
チャーハンにカレーライスなど約20品程が並ぶ。
(※詳細は覚えてませんので大体でw)

和田はメニューを眺めた後、
一番左の「親子丼」を注文。

やる気のなさそうな奥さんが注文を受け
厨房にいる主人に伝える。
主人は厨房の奥でタバコを吸いながら
新聞(競馬新聞とかスポーツ新聞かも)を読んでいる。

めんどくさそうに注文を受けながらも
親子丼を作り和田の元へ。

ここまでは普通の流れ。

しかし数秒後(数分後?)に、
和田が左から2番目のカツ丼を注文。

奥さんがまためんどくさそうに注文を受け
主人がめんどくさそうに作る。

和田の元へカツ丼を運び、
少々時間が経過。

すると和田が
左から3番目の「玉子丼」を注文。

このあたりで奥さんが違和感に気付く。
店にいた客も驚き始める。
子どもは和田がメニューの左から順に
注文していることに気付く。

このあたりで店にいた客も
和田に注目し始める。

和田はその後も順番に注文していき
完食しては次のメニューを注文という流れ。

店にいた客が店を飛び出し、
商店街の連中にこの騒動を知らせる。
「食堂 松月」にはやじ馬がどっと押し寄せる。
なぜか警察官まで登場。

みんなが見守る中、
和田は次々とメニューを注文しては完食。

和田は途中でネクタイを緩めたかと思えば戻してみたり
やじ馬がお盆(?)を落とした音に驚き
一瞬手が止まる(のどに詰まらせる?)も、
奥さんがコップに水を注いで和田に渡し
その水を飲んで落ち着き、
再び食べ始めるなんてこともあり。

メニューをどんどん完食していき、
ついにメニュー最後のカレーライスを完食。

やじ馬が拍手で祝い、
厨房から主人が出てきて和田に
「こんなに嬉しかったことはないよ」
とお礼を言い和田と握手する。

そして一同が見守る中、
どういう展開になるのかと思ってたら、
和田は再びメニューを眺め、
「親子丼」を注文。

周囲から
「えーっ?(まだ続くのー?)」
という声と共にフェードアウト。
バックには野球中継のアナウンス(高校野球か?)が流れ
「今日の第3試合は全く予想の付かない展開になってきました。延長戦に突入です。」
と、物語の展開と上手く掛けた感じで終了。
(別に上手く掛けたとは思わないけどw)

とまあこんな感じでした。

感想としては「全く意味不明」


「世にも奇妙な物語」なので、
なにか霊的な物語とか、
普通では考えられないような不思議な物語とか
そういうストーリーなら多少のことは流して
まあ受け入れられるんですが、
ハイヌーンに関しては、
ただの「大食いサラリーマン物語」って感じ。

ちなみに「ハイヌーン」の意味は
「真っ昼間」「正午」です。


ちょっと番組の趣旨からはずれるけど、
「食うだけ食ってお代は払えません。(お金持ってません)」
的なオチでも待ってるのかと思いきや、
メニューを一巡して、
終わりかと思ったらまた最初からってだけの展開w

何を伝えたいのか?
何が面白いのか?
どんな意図で作られたのか?


意味不明で全てが謎すぎる物語でした。

昔ならわからないけど
今なら大食い系の番組だって結構あるし
ギャル曽根が何杯も食ってる姿を
周囲の客が観てるのと何ら変わらないってのがねw
それをドラマ化されたものを観てもねえ
って気がしないでもない。

和田アキ子である必要があったのか?


サラリーマンを演じたのが和田アキ子
男性サラリーマン役を女性の和田アキ子が演じたことも不可解。

特に演技力が求められる役柄でもないから
誰が演じても同じなのかもしれないけど、
サラリーマン役としてふさわしいキャスティングとも思えない。
逆に男に扮装している分だけ違和感が残りましたね。

和田アキ子じゃなきゃいけない理由でもあったんですかね?
まさかここが笑うとこ?
(ってお笑いドラマじゃないよねw)

時々こういうのがある


世にも奇妙な物語は好きな番組の一つですけど
すべての物語が秀逸ということではなく、
中には時々意味不明というか駄作というか、
訳の分からん物語も交じりますよね。
(あくまで個人的な評価ですがw)

すべての物語を面白く作るってのも
難しいことなんでしょうけど、
このハイヌーンで行こうと決断した
制作関係者の感性はある意味すごいw

(2015/11/21追記)
記事を書いた後ググってわかったことですが、
ハイヌーンは1992年6月11日に放送された
「世にも奇妙な物語」の中の1話で、
その時はこの独特の世界観が反響を呼んだ
人気作品の1つなんだそうですね。「傑作復活編」なんだから
よくよく考えてみればもっともな話ですが。
(あまりの驚きに忘れてましたw)

人気投票では27位にランクインしたそうな。

うーん世間にはウケてたのかw
私の感性が人とは違ってるのかなあ?

1992年の放送は観た記憶がないけど、
今回はキャストもスタッフも替えて
リメイクされたものらしいから
その比較で言ってどうなのかってのは知りたいですけどね。

当時ウケてた面白さが引き継がれていたのか?
それともリメイクによって駄作になり下がったのか?


(2015/11/24追記)
コメントでも勧めていただいたので
当時の玉置浩二版のハイヌーン動画を視聴しました。確かにセリフとか流れとかはほとんど忠実に再現されてますね。
違うのはキャストとカメラワーク、
あとは最後の終わり方くらいでしょうか?
(六平直政が当時も同じ役だったのには驚きましたが)

それなのに観終わった後の印象はかなり違いますね。
玉置浩二の何とも言えないキャラクターは
ただの大食い物語に終わらないためのスパイスになってる気がしました。

「大した演技力は必要ない役」
なんて書いちゃいましたけど
こうやって比較すると
このサラリーマン役の演技次第でこうも変わるのかと、
演技力の重要さに気付かされましたw

個人的には大絶賛する程の
好みの作品ではありませんでしたが
当時と今回の作品比較で言えば
明らかに当時の作品の方が素晴らしい仕上がりになってると思いました。

玉置と和田アキ子の違いがこの感想の差ってことなんでしょうかね?
彼も俳優が本業じゃないのにw


最後に


世にも奇妙な物語は来週も放送されるんですよね?
多分観ると思いますけど、
ハイヌーンみたいなシュール(?)なやつがまた入ってるかな?

ある意味怖いもの見たさで興味ありますねw

コメント

  1. 田園 より:

    ハイヌーンは私の大好きな作品だったのですが
    その視点から見てもだめかな…
    という印象でした。

    真昼の決闘って字がでたり、
    西部劇っぽい効果音が鳴ったり、
    和田アキ子が画面に映るたびにこれはダメかも…
    と感じました。


    同じお話でも出演者や演出によって
    こうも印象が変わるものなんですね。

    玉置浩二版も検索で観れるかと思いますので
    チェックしてみてはいかがでしょうか!

    • 管理人 より:

      田園さん
      コメントありがとうございます。

      当時の作品は玉置浩二がサラリーマンだったんですね。
      知りませんでした。

      当時の作品をご存知の方が観ても
      今回のハイヌーンは低評価なんですねw

      ちょっと過去の同作品を検索して探してみますね。

  2. あんず より:

    ハイヌーンが傑作だった理由は
    玉置浩二のサラリーマン風だが
    得体の知れない人物に見せる怪演があったから

    和田アキ子のあの力んだどへたな演技では台無し、
    ただのフードファイター

    セリフ演出もほぼ原作準拠なのに
    何故か最後の最後にえぇーって言うコメディチックな反応に変えているのも頂けない、
    元は店主や客が声もなく引いた止め絵で終わってる

    • 管理人 より:

      あんずさん
      コメントありがとうございます。

      リメイクしてクオリティが落ちちゃったんですねw
      キャスティングミスもあったということか?

      やっぱり玉置浩二版が気になってきましたw

  3. あんず より:

    ですね、ズンドコベロンチョは現代風にかなり良くリメイクされていただけにとても残念でした…

    • 管理人 より:

      あんずさん
      再度コメントありがとうございます。

      ズンドコベロンチョも過去に観た覚えはなかったんですが
      この話はそれなりに教訓めいたものが提起されている気がして
      ストーリー的にも納得できる物語だと思いました。

      こちらはリメイク後もクオリティは落ちてなかったんですね。
      っていうか傑作選ならリメイクせずにそのまま再放送でも良かった気がしますけどねw

  4. 麻痺 より:

    なんかエラソーに語ってますが、
    わたしは今回のリメイクのハイ・ヌーンが大好きです。
    昔のも見たけどセットがバレバレだし演技も下手だし。

    あえて男を使わず女性である
    和田アキ子さんを男装させたのが奇妙さがあっていい。

    注文の仕方もミステリアスな雰囲気の言い方もたまりません。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。

      ならそれでいいんじゃないですか?
      感想は人それぞれですから。

      私は別にえらそうに語ってるわけではなく
      個人の感想や見解を記事にしているだけで、
      みなさんに「これが正しい物の見方だ」なんて言うつもりはありません。


      自分と感性が違う人がいるであろうことは承知してますよ。
      だからと言ってその人を攻撃しようとは思いません。


      反対意見を述べていただくことは嫌じゃないですが、
      悪意のある言葉や攻撃的な表現を用いるのであれば
      わざわざコメントをいただくまでもないですよ。

  5. より:

    役者がどうとか、演技がどうとか以前の問題で、この話のオチの奇妙さを理解できずただの大食いで〜とか言ってる時点でズレてるよ笑

    • 管理人 より:

      この記事の主旨を理解できないあなたのコメントもズレてますね。
      別に番組を見た感想・受け取り方は人それぞれでいいと思いますけど、人の感想にケチを付けるならもう少し読解力・理解力をつけた上でご自身の意見を述べてくださいね。

      • より:

        評論家ぶってるやつってこう言うふうに粗のある評論かますと逃げ続けるから面白いわ
        多角的に見ることが出来ないからこんなブログでイキることぐらいが趣味だから仕方ないんだけども
        視野が狭いし知識も無いって自分で言うてるのによくもまぁ偉そうに語れたなぁって思うわ

        • 管理人 より:

          番組を見た感想を書いたら勝手に評論家ぶってると認定され文句言われても困るんですが。
          あなたのほうがよっぽど評論家ぶってるように感じますけど。

          あなたはもしかして、
          例えば、とあるお笑い芸人のネタを見た人が
          「笑えなかった。何が面白いのか分からなかった」
          と言ってるのを聞いたら、
          「全然わかってないな。このネタの面白さは◯◯で・・・」
          「序盤に布石が打たれていて・・・」
          「ここに高度なテクニックが使われていて・・・」
          「このワードチョイスが秀逸で・・・」
          「間のとり方が・・・」etc.


          「そんなことも理解できずにネタを見てえらそうに感想言ってるのか?」
          なんて絡んできて文句を言いたくなっちゃうタイプの人ですか?


          その行為がいかに無意味で迷惑なことかご理解されてます?

          私の感想記事が気に食わないと感じるのはあなたの自由ですけど、「こいつ何もわかってないな」と思うだけでいいんじゃないですか?
          建設的に説明してくれるとかならともかく、礼儀もわきまえずにいきなり攻撃的なコメントを書く必要はないでしょ?

          これで最後にしましょう。

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