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ウス茶糖は静岡だけ?グリーンティーとの違いやカロリーはどうなの?

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ウス茶糖という飲み物をご存知でしょうか?
静岡県民なら多くの方はご存知だと思うんですけど、他の都道府県の方には馴染みがないのかな?
もしそうなら静岡だけのローカルヒット商品ってことになりますね。

当ブログでも以前ちょっとだけ触れたことがありますが、私も小さい頃から大好きでよく飲んでいたこのウス茶糖について全国の方にも知ってほしいということで、今回グリーンティーとの違いやカロリー、通販での入手(購入)方法などについて改めて紹介したいと思います。



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ウス茶糖とは?


以前水出し緑茶について記事を書いた時に、ウス茶糖について軽く触れました。


今回はウス茶糖に焦点を当てて紹介させていただきます。
そこでまずはウス茶糖とはどんな商品なのかについて簡単に説明しますね。
 

ウス茶糖は「竹茗堂(株式会社 竹茗堂茶店)」という静岡県にある会社の商品で、厳選した数種類の抹茶をブレンドし、そこにグラニュー糖と隠し味にシナモンを加えて作られた飲み物のことを指します。
昭和8年に発売開始されて以来のロングセラー商品となっています。
※原材料の「グラニュー糖=砂糖」は、実際には「白ザラ」という普通のより大きくて品質もいい砂糖を粉末にして使っています

 
(※楽天市場の商品一例)



 
ウス茶糖の飲み方(作り方)としては、冷たい水に溶かすだけ。
氷を入れてもいいですね。

アレンジ版としては、
・冷たい牛乳に溶かせば「抹茶オーレ」風
・ウス茶糖を製氷皿に流し込んで凍らせれば「ウス茶糖氷(アイス)」


さらに、ちょっと濃い目にウス茶糖を溶いて、かき氷のシロップとして使えば「氷ウス茶糖」(※「氷いちご」や「氷あずき」風に言えば)になります。

(出典:株式会社 竹茗堂茶店HP

 
ここまで読んでおわかりの通り、ウス茶糖はアイスで飲む(冷たい飲み物として飲む)のが基本です。
(※ホットで飲んではいけないということでもないと思いますが)
 

ウス茶糖はいわば「甘いお茶」ということになるんですが、上述の通り「白ザラ」のおかげで甘さがくどくなく、切れ味の良いスッキリとした味わいを楽しめます。

 

ウス茶糖には姉妹品がある


竹茗堂さんにはウス茶糖の姉妹品となる商品が存在します。
それが「うす茶あられ」という商品です。

 
(※楽天市場の商品一例)



 
うす茶あられも昭和9年の販売開始以降、ロングセラー商品となっています。

成分(内容物)的にはウス茶糖とほぼ同じようですが、こちらは温かい飲み物として飲むことを前提にした商品のため、熱いお湯でも甘みを感じられるよう糖分の配合を変えているそうです。
また、ウス茶糖にはなかった「あられ」が入っています。

飲み方(作り方)も冷たいか温かいかの違いだけで、ウス茶糖同様お湯または牛乳に溶かして飲めばOKです。

 

あえて表記を変えている


お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、

冷たい飲み物 ⇒ ウス茶糖(カタカナ)
温かい飲み物 ⇒ うす茶あられ(ひらがな)


と、「うすちゃ」の表記が異なっていますね。
 

実はこれには理由があるそうです。

カタカナにしたほうが涼し気で夏っぽい感じがするから、という理由であえてカタカナの「ウス」を使っているんだとか。
逆にホットで飲むほうの「うす茶あられ」はひらがなのままにしているそうです。

 
更にいうと、「ウス茶糖」って竹茗堂のオリジナル商品だと思っていたんですが、商標登録していないそうなので「うす茶糖」という商品は他にもいくつも存在するそうです。
ただし「ウス茶糖」というカタカナ表記の名称は竹茗堂さんだけらしいですけど。。。
(参考:miteco.

(2018.08.24追記)
秘密のケンミンSHOWで紹介された際、なぜ「ウス茶」と呼ぶのかという質問に対して、
「お茶を臼で引いた抹茶だから臼茶(うすちゃ)と呼ばれるようになった」
と説明されていました。

これも間違いではないのかもしれませんが、私が参考にさせていただいた「miteco.」さんの情報によれば、
「抹茶には薄茶(うすちゃ)と濃茶(こいちゃ)があって、この薄茶に砂糖とシナモンを混ぜて作ったものだからウス茶糖と名付けられた」のだそうです。

ちなみに当初は濃茶から作られていたそうですが、「濃茶糖」では語呂が悪いので薄茶から作った「ウス茶糖」になったとも。
 
※「薄茶」…一般的に抹茶といえばこちらのタイプ。一人に一つの器でお茶を点てていただく。
※「濃茶」…お茶会などで使われるドロッとしたお茶で、一つの器を複数人で回し飲むタイプ


(出典:miteco. ※同上 リンクは省略)

静岡だけなら抜群の知名度


ウス茶糖は静岡県民ならほとんどが知っているであろう商品(飲み物)で、抜群の知名度を誇ります。

ただ、全国的にはそこまで認知されていない模様。
秘密のケンミンSHOWなどを見た限りでは、静岡県外では存在すら知らない方もいるみたいです。

 
実は私もちょっと前までウス茶糖は全国的に認知されている商品だと思っていました。
でも静岡県外の友人には全く話が通じずショックを受けたことがあります。

まだまだウス茶糖って全国的には認知されてないのかなあ?
とっても美味しい飲み物なのに。。。

 

ウス茶糖とグリーンティーの違いは?


ウス茶糖とグリーンティーの違いはなんでしょうか?

これは「グリーンティー」をどう定義するかで答えもかわってきますので、説明が難しい部分もありますね。
 

文字通り「グリーンティー=緑茶」と捉えるならば、ウス茶糖にはグラニュー糖とシナモンが入っているという点が大きく違う点になります。

ウス茶糖も抹茶を使っているのでお茶の関連商品であることには変わりがないんですが、甘みがあるのでジュースのような感じで飲むことが多いですね。
食事のときにウス茶糖を飲む人はあまりいないんじゃないでしょうか?
(食後に飲む方はいると思います。)

 
一方で静岡県民の中には緑茶を「お茶」、ウス茶糖を「グリーンティー」と呼ぶ人もいるようです。
こうなってくると、グリーンティーとウス茶糖はイコールになりますね。


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私は小さい頃から普通の緑茶を「お茶」、ウス茶糖は「ウス茶糖」って呼んでいた気がするので「グリーンティー」という呼び方自体あまり馴染みがないんですけど、でもあえてグリーンティーという言葉を使うとすれば「緑茶」よりも「ウス茶糖」の方がしっくりくる気がしますね。

そういえば昔、夏のお祭りの時に商店街のお店で売られてたウス茶糖(あるいはその類似商品)が「グリーンティー」って名前だったかも?

(2018.08.24追記)
楽天市場で各社の商品を眺めてみたところ、このウス茶糖の類似商品を「グリーンティー」とか「抹茶グリーンティー」という商品名(あるいはそれに準ずる通称・名称)で販売しているところもあるようですね。

ということは、竹茗堂のウス茶糖と(商品名としての)グリーンティーは違うもの、と捉えることもできますね。
販売元が異なれば味も製造方法もどこかしら異なる部分が出てくるでしょうし。

竹茗堂のウス茶糖をグリーンティーとは呼ばないという前提で言えば、他社の「グリーンティー」とは違うものであるということも言えそうです。
逆にウス茶糖もグリーンティーと呼ぶのであれば、同様の類似商品をひっくるめて「ほぼ同じもので両者に違いはない」となりますね。

カロリーはどうなの?


私自身はあまりカロリーって気にしたことはないんですけど、ウス茶糖のカロリーが気になる方もいるようですので、参考まで調べてみました。

 
・・・のですが、竹茗堂さんのHPにも表記がなく、他のサイトでも明確なカロリー表記を見つけることができなかったので、類似商品のカロリー表記などを参考に「この程度」レベルの情報としてお伝えさせていただきます。
申し訳ありません。。。

 
まずこのサイト(サイト名がよくわからなかった)の情報によれば、竹茗堂のウス茶糖100グラムあたりのカロリーは379kcalとなっています。

一方、「ドリンクのカロリー辞典」によれば、竹茗堂のウス茶糖ではないものの、ダイドーの「復刻堂 ウス茶糖」という商品で100mlあたり27kcalだそうです。
(あれ?カタカナ表記になってるけどサイト管理人さんの表記ミスかな?)

 
基準となる単位が異なるので比較しにくくて申し訳ありませんが、カロリー辞典によれば基本的にお茶はカロリーがゼロもしくは相当低いそうなので、それほど気にしなくても良いのかもしれませんね。
(軽率なことは言えませんが。。。)
 

これらの情報をもとにざっくりと計算してみます。

スティックタイプのウス茶糖が1本13グラムですので、379☓0.13=49.27(kcal)
一杯のウス茶糖が250ml程度と考えれば、27☓2.5=67.5(kcal)
一杯200mlなら、27☓2=54.0(kcal)とさらに数値は下がりますね。 


ちなみに「miteco.」さんの情報によれば、13g(スティック1本分)で140ccがひとつの目安だそうですが、上のカロリー計算には影響ありません。
何mlの水に溶かそうが投下するウス茶糖は13グラムですので。

2つ目の計算式の方は液体としてのうす茶糖ですので、1杯が何mlになるかでカロリー量は変わってきます。
 

それからカロリー計算からは話がそれますが、味の濃さ、飲む量の調節は「水」や「ウス茶糖」の量を増減すれば可能です。

例えば、スティックタイプ1本分のウス茶糖で味を濃くしたいなら水の量を減らせばOK。
140ccでは量が少ないと思われる方は、水を多めにしてスティックタイプを1.5本分溶かすとか2本分溶かすとかすれば良いわけです。

自分のお好みで味の濃さを調整したい方は、スティックタイプよりも袋タイプのほうが便利かもしれませんね。

一方、毎回同じ味を楽しみたい方はスティックタイプを使った方が簡単かもしれません。
毎回同じ器(コップ等)の同じ目印のところまで水を注いでスティックタイプのウス茶糖1本分を溶かせばいいわけですから。

ということで、大体の計算で申し訳ありませんがこのくらいのカロリー量の幅に収まるのではないかと思います。

 

キティともコラボ


このウス茶糖ですが、なんとキティとコラボした商品まであるようです。
楽天市場で探してみたらすぐに見つかりました。
(※楽天市場にも竹茗堂さんのショップが存在します。)
(※後述のAmazonでも購入できます。)

 
(※商品一例)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ハローキティ ウス茶糖 スティックタイプ 10本入り
価格:972円(税込、送料別) (2018/8/21時点)



ハローキティブランドが好きな方ならこういったコラボ商品がおすすめです。 

 

ウス茶糖は通販で買える?


当記事中、すでにいくつか商品リンクを貼っていますので今更感はありますが、ウス茶糖は静岡県以外の方でも通販で購入可能です。
ということで、通販での代表的な購入方法をいくつか紹介しますね。

参考まで、商品は袋タイプの他に個別包装されたスティックタイプもあります。

(メモ)
スティックタイプは個別包装のためきれいに使い切れる反面、量や味の濃さを調節したい時など、柔軟性の面ではやや劣ります。

袋タイプは使い方によっては最後に中途半端な量が残ってしまう可能性がある点がマイナス要因ですが、味の濃さを調節をしたい時やピッチャーなどでまとめてたくさん作りたい時などに重宝します。

いずれのマイナス要因も消費するスティックの数を調節したり、新しいウス茶糖(袋)を用意すれば解決する程度のものですので、結論としてはどちらのタイプを購入されても問題ないと思います。
 

他には、強いて言うならスティックタイプは一杯飲むたびにゴミが出ることになります。
しかし、スティックタイプのインスタントコーヒーや砂糖なども同じことが言えるわけですからね。
どうしてもゴミを増やしたくないという方は袋タイプのほうがいいかもしれません。

そこまで気にならないという方は、どちらのタイプでもお好みで選んでいただければよろしいかと。

竹茗堂の公式HP


まずは竹茗堂の公式HPから。


公式HPにはオンラインショップのページがあるわけではないですが、下部に「ご購入をご希望のお客様はこちらにご連絡ください。」という表記があり、フリーダイヤルの番号が記載されています。

ということで、ここには電話番号は明記しませんがフリーダイヤルから直接申し込むことが可能です。

 
なお、竹茗堂は楽天市場にも出店していますので楽天市場を利用することで公式ショップページから購入することもできます。
竹茗堂さんの商品を購入したいという方はこちらからどうぞ。
 

(楽天ショップリンク)
竹茗堂茶店

(2018.09.11追記)
今まで気が付かなかったのですが、Amazonにもショップページがあったようです。
すみません。

ということでAmazonのショップページ(ウス茶糖)へのリンクを貼っておきます。

(Amazonショップリンク)
竹茗堂茶店(ウス茶糖ページ)

楽天市場


楽天市場で竹茗堂の商品はもちろん、その他の「うす茶糖」も確認してから購入したいという方はこちらからどうぞ。
(※「うす茶糖」とひらがな表記で検索した結果のリンクですので「ウス茶糖」の検索結果とは異なります)

(楽天商品検索リンク)
楽天市場で「うす茶糖」を探す

Amazon


Amazonでもウス茶糖は購入できます。
こちらも「うす茶糖」で検索した結果のリンクを貼っておきます。

(Amazon商品検索リンク)
Amazonで「うす茶糖」を探す

最後に


以上、竹茗堂のウス茶糖について紹介させていただきました。

私自身、最近は飲む機会がめっきり減ってしまいましたが、飲み始めたらまた病みつきになってしまうほど美味しい飲み物だというのは脳が覚えています(笑)

私は竹茗堂の「ウス茶糖」以外飲んだことがないので、他の「うす茶糖」の味についてはわかりませんけど。。。
 

これって地元静岡のソウルフードならぬ「ソウルドリンク」っていうのかなあ?
静岡県民以外の方にも一度は試してもらいたい味ですね。 

ほんと美味しいですよ!!

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