京都では正月に大福茶というお茶を飲む風習があります。
お茶を良く飲む静岡県民の私もあまり聞いたことがないですが、お茶つながりということで紹介したいと思います。
大福茶の読み方
大福茶は本来「おおぶくちゃ」と読みます。
その理由は由来(起源)に起因します。
大福茶の由来(起源)
平安時代、疫病が都で流行した際に空也上人がお茶を飲ませたところ、病がおさまった。
この噂を耳にした天皇がこれを正月(元旦)に飲むようになったことから、このお茶を「王服茶」(または「皇服茶」)と呼ぶようになった。その後、庶民の幸福を表す「大福」と表記が変わり「大福茶」となった。
※起源については諸説あり。
平安時代、疫病が都で流行した際に空也上人がお茶を飲ませたところ、病がおさまった。
この噂を耳にした天皇がこれを正月(元旦)に飲むようになったことから、このお茶を「王服茶」(または「皇服茶」)と呼ぶようになった。その後、庶民の幸福を表す「大福」と表記が変わり「大福茶」となった。
※起源については諸説あり。
だから大福茶は正月に飲む縁起物のお茶として京都で愛飲されているんですね。
私の地元静岡ではそういうお茶の習慣っておそらくないですね。
さすが京都!!
ただし、「だいふくちゃ」という読み方も間違いではなく普通に使われているようです。
大福茶の飲み方
大福茶とは、福梅と結び昆布を入れて煎茶を注いだお茶です。
湯呑に福梅と結び昆布を入れ、その中に煎茶を注げば出来上がりです。
結び昆布を作るのが多少の手間ですが、あとは簡単ですね。
ちなみに現在では商品として市販されているものも多いので、通販などで購入してしまえばあとはお茶を入れる(お湯を注ぐ)だけで済みますね。
それから京都では大福茶と一緒に「花びら餅」をいただくのがポピュラーだとか。
大福茶を通販でお取り寄せできる
大福茶を通販でお取り寄せできるサイトをまとめて紹介します。
一保堂茶舗オンラインショップ
大福茶といえば必ず名前の挙がるお店です。
使っている茶葉が「玄米茶」なのが特長です。
オンラインショップでの大福茶は11月15日~1月15日の期間限定販売となっていますので購入の際はご注意ください。
祇園辻利オンラインストア
こちらも京都では有名なお店。
大福茶の販売は12月以降の冬季限定となっています。
※販売終了日は不明
amazon
大手通販サイトamazonでも検索すれば大福茶は多数出てきます。
記事作成時点で検索結果は88件ありました。
楽天市場
こちらも大手通販サイトの楽天市場。
同じく大福茶で検索すれば多数商品がヒットします。
記事作成時点で検索結果が113件ヒット。
他にもお取り寄せできる通販サイトはあるかと思いますが、代表的なところとして紹介させていただきました。
金粉入りの大福茶
ここまで紹介してきた大福茶ですが、なんと中には金粉入りの大福茶もあるようです。
古くから金粉を入れる習慣があったのかどうかは定かではありませんけど。。。
やっぱり金粉が入るとおめでたいというかめでたさが増すって心理なんでしょうか?
金粉入り大福茶については、一保堂茶舗と祇園辻利のサイトでは商品を確認できませんでしたが、amazonや楽天市場には金粉入りの大福茶はありました。
一例としてリンクを貼っておきます。
北野天満宮や六波羅蜜寺に行けば
年末年始に北野天満宮や六波羅蜜寺に行けば大福茶や大福梅を堪能できます。
※2016年12月現在の情報です。
【六波羅蜜寺の皇服茶】
※大福茶とは書かないんですね
日程 2017年1月1日(日)~3日(火)
時間 9:00~16:30
料金 皇服茶300円
(参考:六波羅蜜寺)
【北野天満宮】
※こちらは大福茶ではなく大福梅の授与イベント。正月ではなく年末なので注意!!
日程 2016年12月13日(火)~31日(土)
時間 8:30~ ※なくなり次第終了
料金 1袋(約6粒) 700円
(参考:北野天満宮)
有料ではありますが、本来の大福茶を味わいたいなら行ってみる価値はありそうですね。
以上大福茶に関する紹介でした。
コメント