結婚式(披露宴)に出席する時に
ご祝儀を用意されると思います。
一般的に
「ご祝儀は新札で」
というのがマナーだと言われてるのは
みなさんもご存じだと思います。
では、なぜ新札じゃないと
いけないのでしょうか?
また、新札を用意したい場合
どこで手に入れることができるのでしょうか?
今回はこの2点についてまとめてみます。
ご祝儀になぜ新札を用意するのか?
結婚式や披露宴のご祝儀で
なぜ新札を用意しないといけないのでしょうか?
しわのある旧札だからといって
金額が変わるわけでもないんだから
別にいいのではないか?
と疑問に思う方も多いと思います。
なぜ新札を用意するのがマナーとなっているのか?
その理由についてまとめてみます。
理由は大きく分けて2つあります。
事前に準備したことを表す
ひとつめは、
祝儀を渡す相手への心遣いを表す意味。
結婚や出産などのお祝いごとは
あらかじめわかっているものですので
「(ちゃんとあなたをお祝いするために)事前に準備してきたものですよ」
という心遣いの意味を表すためです。
新生活に向けて新しいお札でお祝いする
もう一つは新生活に向けて、
新しいお札を贈ってお祝いする
という意味が込められているからです。
折り目やシワの入ってしまったお札は
すでに誰かが使ったものということで、
新しい門出にはふさわしくないと
敬遠されるんですねw
余談ですが、
結婚式や披露宴などのお祝い事ではなく、
香典や病気・けがなどのお見舞金の場合は
新札はマナー違反となるので注意してください。
不幸な出来事に対して
事前に準備していましたという
気持ちを表す形になってしまいますので
相手に対して非常に失礼です。
(参考)結婚準備室
新札が手元にない場合の入手方法
新札が財布に無い場合
新札はどこで用意すればよいのでしょうか?
新札の入手方法として
以下の4つ紹介いたします。
銀行窓口で両替する
ひとつめは銀行窓口で両替する。
これが新札を入手する一番確実な方法ですね。
ただし、
手数料がかかることがあるので
注意してくださいね。
銀行によって異なりますが
おおよそ30枚から50枚程度までの
両替なら手数料は無料です。
銀行は平日の15時までしか開いていないので
会社員の方は窓口に行くのが難しいという
デメリットがありますねw
郵便局で両替する
次は郵便局での両替。
郵便局の窓口でも
新札への両替が可能です。
ですが、郵便局によっては
新札への両替ができないところもあるようなので
事前に調べていくと良いかと思います。
両替用ATMで両替する
こちらはATMを使った両替です。
銀行の窓口が混んでいる、
窓口の営業時間内に都合が合わない。
そんな時に便利なのが
銀行に設置されている両替用ATMです。
ただし、
両替用ATMを置いていない
銀行もあるので注意してください。
基本的に大きい銀行には
両替用ATMが設置されていることが多いみたいです。
結婚式場で両替する
そして最後が結婚式場(披露宴会場)で両替する。
結婚式がある日には
新札の需要が高くなるので
ホテルのフロントなどは
新札を用意してくれているところが多いです。
事前に準備し忘れた時などは
ホテルのフロントに相談してみるのも一つの手ですね。
もちろん、
全ての式場やホテルで
新札の両替をやってくれる訳ではないので
両替が可能なのか?
事前に問い合わせをしておいたほうがいいですね。
(参考)All Aboutマネー
その他には、
一般ATMやコンビニのATMで
お札をおろしたときに新札が含まれることがあります。
ただしこれは
確実な方法とはいえず
運頼みな部分もありますねw
最終手段はアイロンがけ
どうしても新札を用意することができない
という場合は最終手段を使いましょう。
それは旧札をアイロンで伸ばし
新札のように見せるのですw
ただしこれは失敗すると
悲しい結果になってしまうので注意してください。
アイロンのかけ方
1.なるべくシワの少ないお札を用意しましょう。
2.濡れたタオルや霧吹きなどで軽くお札を濡らせます。
3.薄い布をあてて低温でアイロンをかけていきます。
これでOKです。
作業は簡単ですが
熱の扱いには本当に気を付けてください。
またお札は濡らしたり
熱を加えたりすると縮むことがあるので
やはりこれは最終手段として考えて下さい。
あらかじめ新札を準備するのが一番ですw
まとめ
以上、
・結婚式の祝儀に新札を準備しなければいけない理由
・新札の入手方法
について簡単にまとめました。
新札って普段はあまり意識する必要がないものですけど、
いざという時に手元にないと焦りますよねw
もしものときに困らないよう、
まとまった金額を新札に両替しておいて、
ご自宅にタンス預金しておいたほうが
安心かもしれませんね。
「その都度用意すればいい」
とお考えの方は
上述の新札入手方法、両替方法を参考にして下さい。
最近は新札にこだわらない
という方もいらっしゃるかもしれませんが
祝儀を受け取った側がどう感じるかは
贈る側からはわかりませんので
やはり新札を包んだほうが間違いがないと思います。
出来る限り新札を用意し
新郎新婦を祝ってあげてくださいね。
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