母の日に贈る花といえば
カーネーションが一般的ですね。
母の日のカーネーション
というと赤が思い浮かびます。
でも母の日のプレゼントって
赤のカーネーションでなければ
いけないのでしょうか?
また母の日は
カーネーション以外の花では
いけないのでしょうか?
今回は母の日にカーネーションが選ばれるようになった理由や
何の花をプレゼントすると良いのか
などについてまとめてみます。
カーネーションが贈られるようになった理由
まずはじめに母の日に
カーネーションが贈られるようになった理由について。
1つの理由として
カーネーションは「母の愛」を象徴する花だから
ということがあります。
花の意味は「母の愛情」
そして5月の誕生花でもあります。
もう1つの理由は
今から100年前のアメリカにいた
アンナ・ジャービスという女性が関係しています。
アンナ・ジャービスは1905年の5月に
不幸にも母親を亡くします。
母親のことを大切に思っていたジャービスにとっては
母との別れは辛く悲しいものでした。
そこで追悼式を行いますが
それが1908年の5月10日(5月の第2週)だったそうです。
この時、追悼のために
ジャービスは「白いカーネーション」を用意して配ったと言われています。
(出典)All About
なぜ赤いカーネーションを贈るようになったのか
次になぜ赤いカーネーションを贈るようになったのかについて。
1914年、5月の第2日曜日が母の日に制定されました。
(※法案可決年。施行は翌1915年)
アンナの母親はカーネーションの花が好きだったそうです。
その影響なのか、アンナの提唱で
母親が存命の家庭では「赤のカーネーション」を、
母親が故人の場合は「白いカーネーション」を
胸に飾っていました。
それがやがて、
母親に花をプレゼントするようになっていったそうです。
(出典)All About
カーネーションは赤色以外でもいいの?
母の日のカーネーションの色は
赤以外でも良いのか気になる方もいらっしゃると思います。
私も疑問に思ってましたw
ネットで調べてみたところ、
「生存している母親には赤のカーネーション」
というのが昔からの習わしですが、
現在では赤いカーネーションにこだわる必要はなく
別の色でも大丈夫みたいです。
特に花屋さんのサイトなどでは
様々な色の提案がされてますねw
カーネーションの色ごとの意味
最近は赤いカーネーションではなく
様々な色のカーネーションを選ぶ人も増えているようです。
しかしどの花もそうですが、
花は色によって意味(花言葉)が変わってきます。
母の日に贈る花として
人気があるカーネーションも例外ではありません。
できればカーネーションの
色ごとの意味(花言葉)を覚えておきましょう。
赤
定番の赤いカーネーションの
花の意味は「母への愛」です。
母に日というと赤のカーネーションですよね。
赤い色は華やかでプレゼントにしても魅力的です。
花の意味も「母への愛」なので
プレゼントするには良いですよね。
一輪のみでも花束や鉢植えを贈っても
見た目が華やかですので喜ばれると思います。
ピンク
女性らしく可愛らしい
ピンクの花の意味は「感謝、美しさ」です。
ピンクのカーネーションは可愛らしいですよね。
母の日にいつも言えない「感謝」や
「いつまでも美しくいて欲しい」
という意味の気持ちを込めて選んでみてもいいですね。
柔らかい色なので花束や植木鉢でも可愛らしいですよね。
オレンジ
明るく華やかな印象の
オレンジの花の意味は「純情な愛情」です。
オレンジのカーネーションは、
淡いような優しい色なのでまるで
母親の愛情のように包み込むような優しさを持っていますよね。
小さな子供がプレゼントするなら、
「純情な愛情」の意味を持つこの色が
適しているかもしれませんねw
青
青空のような色のカーネーションもあります。
花の意味は「幸福」です。
母の日に青を贈ってみてはいかがですか?
青といってもスカイブルーのような青なので、
何か他のプレゼントと一緒に色を合わせて贈るのも良いですよね。
「幸福の青」ですので、
幸せであって欲しい、
これからも幸せに暮らして欲しい、
幸福が訪れますように
という願いを込めて母親に贈るには良い色だと思います。
(参考イメージ)ROSE SHOP
紫
紫というと大人の女性にピッタリのイメージですよね。
様々な濃淡を混ぜて贈るのも素敵です。
花の意味は「気品、思いやり」です。
シックで重い感じになりやすい紫ですが、
濃淡色を混ぜてプレゼントすることで
母の日のプレゼントとしても使いやすくなりますね。
単色だとちょっとイメージが重くなりすぎるようなら、
ピンクや肌色と混ぜて贈ってみても良いですね。
避けた方が良い色は?その理由は?
カーネーションは赤色以外でも良いと書きましたが
避けた方が良い色はあるのでしょうか?
ほとんどの色は母の日に贈っても大丈夫ですが、
避けた方が良い色もあるようです。
それではどんな色を避けた方が良いのか
その理由について見ていきましょう。
白
真っ白なカーネーションは
気品を感じさせますよね。
花言葉は「尊敬」です。
プレゼントするには良さそうな気もします。
しかしジャービスが葬儀の時に配った花が白です。
そしてその後、
「生存している母親には赤を、故人には白を」
と提唱しています。
日本においては
この考え方は定着していないかもしれませんが
積極的に使わないほうがいい色とは言えそうですねw
黄色
黄色の花の意味は「軽蔑」「嫉妬」です。
黄色のカーネーションも綺麗ですよね。
しかし意味が良くないですよね。
そう考えるとやはり避けたほうが良さそうです。
カーネーション以外の花でもいいの?
ここまで
カーネーションを贈るときに
赤色以外でも良いのかについてまとめました。
次に気になるのは
「母の日に贈る花はカーネーション以外でも良いのか?」
ということです。
この点についてもまとめてみます。
調べてみた結論としては
カーネーションにこだわらなくても大丈夫みたいです。
最近では
「母の日に花を贈ろう」
というサイトも増えてきました。
花であればどの種類でも良いみたいですが、
せっかく贈るのですから、
母親への感謝の気持ちが込められているものを贈りたいですよね。
カーネーション以外におすすめの花は?
カーネーション以外となると
私レベルだと意外と思い浮かばないですwww
でもプレゼントするなら、
母の日にふさわしい花を選びたいですよね。
そこで花屋さんのサイトなど、
ネットの情報を参考にしつつ
おすすめの花と花の意味を紹介していきます。
バラ
赤のバラの意味は「愛情」「美」です。
またピンクの場合は「感謝」「しとやか」です。
赤は「愛情を込めて育ててくれてありがとう」
という意味でも使えますね。
しかし母の日用ですから
ちょっと情熱的すぎるカンジがする場合は
ピンクを選ぶことをお勧めします。
色も艶やかで優しいので喜ばれますよ。
ガーベラ
赤は「前進」、
黄色は「親しみ」、
ピンクは「愛」「美」。
何かいつも大変そうな母親にはガーベラも良いですよね。
物事を「前進」させて欲しいなら赤色を、
母親への「親しみ」を込めた黄色、
可愛らしいピンクは美しさや愛を意味するので
「いつまでも美しくいて欲しい」
という母の日らしいメッセージを込められるのも良いですよね。
ユリ
白が「純潔」、
黄色は「変わらぬ美」。
ちょっと高級ですが、
ユリを選んでみるのも良いですよね。
人気のある白は「純潔」なので
ちょっと花の意味が恥ずかしいようなら、
母の日に黄色を贈ってみるのも良いですよね。
「いつまでも美しくいて欲しい」
のが母親ですからねw
シャクヤク
花の意味は
「内気」「恥じらい」「はにかみ」。
母の日にシャクヤクというのも良いですね。
この花ひとつでもとても大きいので
「恥ずかしいけどいつもありがとう」
という意味を込めて
この花を贈るのも見栄えがして良いですよね。
その他にも
あじさい、ベゴニア、蘭、クレマチス(鉄仙)などが紹介されていますので、
結構自由に花を選んでも問題なさそうですねw
まとめ
以上、
母の日に贈る花について
・カーネーションは赤色以外でも良いのか?
・カーネーション以外の花でも良いのか?
という疑問を持ったので調べてまとめてみました。
今一度簡単に整理すると、
母の日にプレゼントするカーネーション赤以外でも良いのか?
⇒ピンク、オレンジ、淡紅色、青、紫、はOKです。
避けた方が良い色はある?
⇒白、黄色はNGです。
カーネーションはほとんどの色が使えるので
プレゼントするときに注意すれば良いですね。
次に
カーネーション以外におすすめの花は?
⇒「バラ」「ガーベラ」「ユリ」「シャクヤク」「あじさい」「ベゴニア」「蘭」「クレマチス(鉄仙)」などがおすすめ。
という感じになりますね。
カーネーションやその他の花にも
意味(花言葉)がそれぞれあるので
参考にしてください。
今年の母の日は、
カーネーションにこだわりすぎず、
花や色を選んでみてはいかがでしょうか?
あと注意点としては
お母さんが花の意味を理解しているとは限りませんので、
花だけでなくメッセージカードを添えて
あなたの気持ち(感謝の気持ちや愛情表現など)を
明記しておいたほうが良いかもしれませんね。
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