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節分での豆まきの正しいやり方とは?意外と知らない作法

節分での豆まきの正しいやり方とは?意外と知らない作法 生活

節分になると豆まきをしますよね?
私も幼い頃はしてましたけど、
最近のご家庭ではどうなんでしょうか?

節分の豆まきは
古くから日本人の間で親しまれたイベントで、
その始まりは1,000年以上も昔です。

今回は豆まきの由来から
正しいやり方というモノを紹介したいと思います。
意外と知らないことや間違って覚えてたことがあるかも?


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そもそも「節分」とは?


そもそも節分とは一体何なのか?
なぜ節分には豆を撒くのか?

鬼とはどこから来て、
なぜ追い払うようになったのでしょうか?
まずはそこから説明していきます。

まず節分とは
現代では立春の前日を示す言葉ですが、
本来節分とは
「節を分ける」と書く通り、
季節を分ける時期を指す言葉です。
つまり「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の
前日を指していたんですね。

節分が立春に定められたのは
立春は冬が終わり春が明ける明ける時期であること
そこを一年の始まりとしていた事

という理由からの様です。
今で言う新年度のイメージってことでしょうかね?

境界という概念


春の始まりは、「境界」と呼ばれます。

ちょっと話がそれますが、
「ウチはウチ、ソトはソト」
なんていう言葉を聞いた事ありますかね?
地域によって多少表現は違うところもあるかもしれませんがw

日本人は周囲との和を重んじる文化がありますが、
それとは別に
「世帯単位で独自のルール」
ってのはありますよね?

この言葉に代表されるように、
日本は古くから
「境界」を意識する文化がありました。
ウチとソトに境界を引く事で、
外敵から身を守ってきたのです。

その為、
バリアである境界が曖昧な時期には
魔が宿るとされ恐れられました。
「魔が差す」とは正にこの事。

例えば昼と夜の境界である夕方は
「大禍時、逢魔ヶ時」と呼ばれ、
最も妖怪に出会いやすい時刻とされました。

この境界、
「古い季節と新しい季節」
「冬と春の境界が曖昧になる瞬間」

が節分なのです。

そしてその曖昧な世界から舞い込む外敵、
即ち「鬼」と呼ばれる者を祓う行事が
「節分の行事」なんですね。

なぜ豆まきを行うのか?


節分は古くは
「追儺(ついな)」「鬼やらい」と呼ばれ、
国を挙げての一大イベントでした。

このイベントには独特なキャラクターが登場します、
それは鬼を祓う神様、
方相氏(ほうそうし)と呼ばれる怪物です。

牛の角を生やす方相氏は
四つの目を金色に輝かせ、
大きな体で矛と盾を持っています。

なんだか不思議ですね。
昔はこんな怪物が鬼を祓っていたんです。

方相氏 (引用元:妖怪うぃき的妖怪図鑑

方相氏2 (引用元:平安時代の内裏と儀式

方相氏は鬼を祓う配下の役人を従わせながら、
大内裏の中を掛け声をかけつつ回っていたそうです。

矛を地面に突き立て、
声を上げながら鬼を祓っていたんですね。

でも悲しいかな
この方相氏が次第に
「鬼」の役割を担うようになってしまったようなんです。

そうなった時代は鎌倉時代頃とされています。
ケガレを払い続けた方相氏は、
次第にケガレそのものとして
見られるようになってしまったのが理由の様です。

方相氏が内裏に姿を見せると、
弓や矛を構えた役人たちから矢を射られ、
内裏を追われてしまいます。

これが新しい節分、現在の
「鬼は外、福は内」
の始まりですね。

汚いモノに触った人間を汚い、
と感じてしまうようなモノでしょうか
ゾンビを倒し続けた人間をゾンビ扱いしてしまうような。

別に感染するとか
そういうものでもなかったでしょうに、
「けがれ」に接し続けた方相氏のその体は
けがれていると考えられてしまったんですねw
そう思うと、なんだかちょっと悲劇的で不憫な気もします。

豆まきはいつから?


では節分において、
いつの時代から「豆まき」を
行うようになったのでしょうか?

炒った豆を鬼に投げる風習の始まりは
平安時代のようです。

山の鬼が出て来て都を荒らすのを、
祈祷により鬼の巣穴を封じて、
炒り豆で鬼の目を打ちつぶし、
災厄を逃れたという故事伝説が
始まりとされているようです。

室町時代には
「鬼は外、福は内」
と唱えられていて、
山形の方では
「福は内、鬼は外、天打ち地打ち四方打ち、鬼の目玉をぶっ潰せ」
という掛け声(?)が残っているそうです。

また豆を「魔滅」とした事から、
とも考えられているんだとか。

正しい豆まきのやり方は?


そんな鬼を祓う豆まき、
その正しいやり方をお伝えします。

福豆を準備


福豆とは炒り豆のことです。
豆まきを行う「夜」まで升や三方に入れて
神棚に備えておきましょう。

ちなみに三方とは
神道に於いて使われた神前に供える為の器です。
「月見団子を載せている器」
と言えばイメージしやすいでしょうか?

三方 (引用元:wikipedia

豆まきは夜に行う


鬼は真夜中にやってくる為、
豆まきは夜になってから行うのが正しいとされています。
本来は亥の刻、つまり午後10時頃ですね。

なぜ夜なのでしょうか?
古くから夜は異界、此の世ならざる世界とされています、その為なんですね。
百鬼夜行(ひゃっきやぎょう、ひゃっきやこう)
という言葉は聞いた事あるでしょうか。

しかし神奈川県の川崎大師では、
一日を通して節分会(せつぶんえ)
と呼ばれるイベントを行っていますけど。
この辺は曖昧なのか、よくわかりませんw

豆を撒くのは一家の主人


本来豆まきは家長の役目。
大きな会社では社長がやったり、
会長が豆を撒いたりするそうです。

理由は力のある人間でないと、
鬼を祓えないからということなんだそうです。

しかし年男、年女、
厄年の人が豆まきをする場合もあるので、
該当する人はぜひ豆を撒きましょう!

「鬼は外!福は内!」と声を出す


家の玄関や窓を開け「鬼は外」と外に向けて豆を撒く。

そして鬼が戻らないように窓を閉め切り
「福は内」と内側に向かって撒く。

このやりとりを1セットとして
これを一つひとつの窓や隙間ごとに
行うのがベストだそうです。

ちなみに内裏で行われた追儺(ついな)では
各方角の門を閉め切って行われたそうです。

最後に豆を食べる。


一年の厄除けを願い自分の年齢よりも一つ多く食べる。
これは新年の厄払いなので
数え年の数だけ食べる必要があるんですね。

厄年の人は数え年より
一つ多い数の豆を食べるといいそうですよ。

また、豆を食べきれないという方は、
豆にお湯を注いで「福茶」として飲むと
同じように縁起を担ぐことができるんだとか。

「鬼も内」もアリ?


「鬼も内」なんて掛け声は
あまり聞いた事がないと思いますが
実際にはそう叫ぶところもあるそうです。

それは鬼を祭神とする神社。
例えば雑司ヶ谷の鬼子母神では
鬼神を祭神とする為
「鬼も内」としているんだとか。

また鬼頭、鬼塚に代表されるような
鬼の名字を持つ家系、
この人たちも「鬼も内」とする事があるみたいです。

まとめ


もう一度節分での豆まきの手順をおさらいしましょう。

1.炒り豆を用意する。
2.夜10時になったら家族揃って窓を開け外に向かって豆をまく。

「鬼は外!!福は内!!」
3.撒いたら、撒いた窓からすぐ閉める。
4.2~3を繰り返す。

一つひとつの窓や扉、門、隙間ごとに行うのが理想。
5.最後に福豆を年齢に一つ加えた数だけ食べる。

ですね。

但し、他のサイトも確認してみると
手順に関して若干違っている情報もありましたので
諸説ありとしておきますw

私も勘違いしてた部分がありましたw
豆まきをする際には
正しい作法で節分を楽しんでください。

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