昨日のBNLイタリア国際3回戦で
6-0というスコアがたて続けに出ました。
最近はこのスコアを「ベーグル」
というらしいです。
6-0というスコアが頻出
現在開催中のBNLイタリア国際。
3回戦が行われベスト8が決まりました。
錦織圭はガスケを相手にストレート勝ち。
今まで勝てなかった相手に
2試合続けての勝利でベスト8進出を決めました。
一方、その他の試合では波乱も起こり、
6-0という珍しいスコアも頻出しました。
ゴフィンがベルディヒ相手にパーフェクトゲーム
まずダビド・ゴフィン対トマーシュ・ベルディヒの試合。
なんとこの試合のスコアは6-0、6-0。
ベルディヒは6回あった自分のサービスゲームを
一度もキープできずにストレート負け。
ポイントはとっていたとは思いますが、
スコア的にはまさに「パーフェクトゲーム」。
ゴフィンに超屈辱的な敗北を喫しましたw
ジョコビッチも0-6を食らう
そして世界ランク1位のジョコビッチも
世界ランク37位のトマス・ベルッシに
第1セットを0-6で奪われましたw
試合はその後、
ジョコビッチが逆転勝ちをおさめていますが
あのジョコビッチが3回連続で
サービスゲームをブレークされたのには驚きましたw
マレーも6-0
この日はなんとマレーも6-0でしたw
ジェレミー・シャルディーと対戦したマレーは
第1セットで6-0を記録。
第2セットも6-4でとり、
ストレート勝ちしています。
テニスで6-0をベーグルという?
上述の2つの事件(?)に驚いた私は
ツイッターでみんなの感想を確認しました。
5/12のイタリア
— yuk★彡 (@millie_lanfrnc) 2016年5月13日
フェデラー、フェレール、ワウリンカが敗れる。
錦織はガスケにストレート。
ナダルはキリオスとの接戦を制して勝利。
マレーは1セットにベーグルして勝利。
ジョコビッチはシングルベーグル食らうも勝利。
ベルディッハはゴフィンにダブルベーグル食らって完敗。
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など、
ツイートの中に「ベーグル」
という表現が多く見られました。
私はテニス経験者ですが、
私の場合は、
6-0のことを「6タコ」「ダンゴ」って言ってました。
でも最近は「ベーグル」
っていうのが普通なのかな?
時代の流れを感じますwww
要は6-0の「0」の部分が丸いから
タコとかダンゴとか言ってたんですが
それが最近の丸いものといえば「ベーグル」
ってことなんでしょうかね?
(追記)
他サイトの記事などを読むと
「海外ではベーグルと呼ぶことが一般的」
なんて書かれているものもありましたので
こちらの呼び方がインターナショナルなのかも?
(2017/06/06追記)
全仏オープン2017の4回戦で
ベルダスコと対戦した錦織圭が
0-6、6-4、6-4、6-0で逆転勝ちしましたが、
この試合について
「錦織がベーグル返し」
なんて表現をみかけました。
こういう言い方もあるんですねw
6-0というスコアは屈辱的
ちなみに6-0というスコアは、
プロであれアマチュアであれ、
とても屈辱的なスコアです。
まさに
「手も足も出なかった」
ってことになりますからねw
まあアマチュアなら
対戦した両者に
明らかな実力差があったりすると
こういうスコアになったりすることも
ままあるんですが、
それでもできればこんなスコアで
セットを取られたり負けたりしたくないものです。
それが一定の技術、実力を持つ
プロ同士の試合でも出てしまうのが
テニスの不思議な部分ですね。
6-0はめったに出ないスコア
アマチュアはともかく、
プロの世界では6-0は
あまり出ないスコアだと思います。
というのも、
上述の通りプロは一定レベル以上の
技術・実力のある選手ばかりなので
世界ランク的に開きがあったとしても、
サーバーが圧倒的に有利な状況になりやすく、
サービスゲームをキープできる可能性が高いからです。
そのため、
基本的には自分(又は相手)のサービスゲームを
「1回もしくは2回ブレークされて(して)セットが決まる」
ことが大半で、
「3回連続でブレークされる」
ということは起こりにくいんですよね。
また、
ブレークを許した選手が
「相手のサービスゲームをブレークできる」
可能性だってあるわけですから
6ゲームを連続で取る(失う)というのは
やはり珍しいスコアということが言えると思います。
出るときは出る?
6-0というスコアはめったに見られない
と書きましたが、
この日は4つも出ちゃいましたねw
(内2つはベルディヒゴフィン戦)
不思議なもので
出ない時は全く出ないのに
出る時はたて続けに出るw
それも狙って出しているわけでもなく
偶然偏るわけです。
とはいえ、
ベルディヒが食らったダブルベーグルに
ジョコビッチの0-6(シングルベーグル?)。
この2つは今後再び見られるかわからない
本当に珍しい出来事だと思います。
特にジョコビッチのサービスキープ率は
ずば抜けて高いですから、
3回連続でブレークされる確率は
限りなくゼロに近い数値になると思います。
ジョコビッチがベーグルされたの、12年にフェデラーにやられて以来4年ぶりだった そしてその1つ前は11年に錦織にやられたとき
— シャウエッセン(NowPlaying) (@s_hottea) 2016年5月12日
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というツイートを見かけましたが
4年ぶりだったんですね。
ジョコビッチがベーグル食らったの。
だとすれば、4年後、
ジョコビッチがまだ現役選手だったら
また見れるかもってくらいの確率なのかw
このツイートみて驚いたのは、
「2011年に錦織がジョコビッチから6-0とってたのか?」
ってこと。
こんなことがあったんですね。
私の記憶にはありませんでしたwww
その当時は錦織の実力も
まだまだジョコとは差があったでしょうし、
そう考えると恐ろしいことやってますねw
(2016/05/16追記)
そういえばこの時は
ジョコビッチが足を痛めたか何かで
まともに走れなくなってたんでしたかね?だとしたら、
前言は撤回しますw
(再追記)
思い出しましたが多分肩でしたね。試合途中で痛めてラケットをまともに振れなくなり、それで戦意喪失したというか試合を捨てたんじゃなかったかな?
そういえばこの時は
ジョコビッチが足を痛めたか何かで
まともに走れなくなってたんでしたかね?だとしたら、
前言は撤回しますw
(再追記)
思い出しましたが多分肩でしたね。試合途中で痛めてラケットをまともに振れなくなり、それで戦意喪失したというか試合を捨てたんじゃなかったかな?
最後に
セットを取る(取られる)ということで言えば
6-0だろうが7-6だろうが
あまり関係のないことです。
しいて言えば、
体力的に6-0なら消耗が少ない
ってことはあるでしょうけど。
なので、
スコア自体をどうこう言っても
仕方がない面もありますが
それでも6-0というスコアは別格で、
ベーグルを食らった選手の精神的ダメージは大きいと思います。
そのセットは捨てて(諦めて)
次のセットに気持ちを切り替えられる選手はまだいいですが
いつまでも引きずってしまう選手は
立ち直れないまま負けてしまうことになるでしょう。
試合を観戦する際に
6-0のスコアを見る機会があったら、
選手の表情をチェックすることで
その選手のメンタルを想像しながら
試合を観戦してみると
更に楽しめるかもしれませんよ。
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