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小満の由来は?小満祭とはなに?

小満の由来は?小満祭とはなに? 生活
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二十四節気のひとつに
小満という言葉があります。

小満の由来や意味まで
知っている方は少ないのではないでしょうか?

そこで小満の読み方や由来などについて
調べながらまとめてみたいと思います。

小満祭というお祭りもあるそうですよ。


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小満の読み方は?


小満という字は難しい字ではないですが
読み方に迷いますねw

「こまん」と読んでしまいそうですが、
正しくは「しょうまん」と読みます。

思わず「そっちかあ」って
言いたくなる感じの読み方ですよね。
 

小満の由来はある?意味は?


小満には由来があるようです。
ここでは由来や意味を詳しくご紹介します。
 

小満の由来


小満の由来とされているものとして、
ちょっとだじゃれのような話があります。
 

この時期は秋に撒いた麦などに
穂がついてくる時期と言われています。

農作物の成長は
農家にとっては死活問題になります。

この時期に麦などの穂がつくことで
「今の所は順調だ」と「ほっと一安心」(少し満足)
と満足したことから「小満」になったと言われています。
(※諸説あるようです)

 

小満の意味


小満の意味は何か?
カレンダー上での夏本番になってくるという意味です。
 

暦便覧には
「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」
と書いてあります。

つまり、
「陽気が良くなり万物(動物や植物など)が少しずつ成長し、育ってくる時期」
という意味になります。
 

小満になってくると暑さも加わり
夏が本番になってくることで、
万物すべてのものが成長して輝かしい時期になります。

植物は1番成長して輝いている時期ですし、
動物達も活発に動き回る時期になります。
太陽も眩しく1番輝かしい時期ですよね。
 

小満祭について


小満祭というお祭りがあるそうですがご存知ですか?
 
このお祭りは長野県佐久市で
5月の第三日曜日に行われるお祭りだそうです。

「小満祭(こまんさい)」
と言うそうですが「しょうまんさい」ではないんですねw
 

二十四節気の小満に行われる
稲荷神社のお祭りで
千曲川河川敷に300もの露店が建ち並び
植木市が並ぶ大きなお祭りだそうです。
 
お祭りでは
「狐の嫁入り道中」や「小満太鼓」
などが披露されるそうです。

はっきりした由来は分かりませんが、
「お蚕祭り」というのが由来のようです。

小満は「蚕がさかんに桑の葉を食む頃」なのだそうです。

(参考:佐久市HP
 

ここからは私の憶測になりますが、
小満は「実りを感謝する日」でもあるので、
「狐の嫁入り」は植物に恵みの雨がもたらされるように、
お蚕が桑の葉をよく食べるように
という願いも込めているのではないでしょうか?
 

なぜ「しょうまん」ではなく「こまん」と読むのか?
ということに関しては調べてみましたが、わかりませんでした。
 

小満を英語で表記すると?


小満を英語で表記すると

「“Grain full” solar term」
(参照:weblio

となるそうです。

24節気の「あふれるほどの穀類」として
穀物が実をつける様を表しているようですね。

青々とした麦の穂が浮かんでくるような素敵な英語表現ですね。

 

俳句の季語としての小満は?


「小満の風を青しと遊びけり」
という草間時彦の句があります。

この句は青春の息吹を感じさせてくれる句だそうです。

小満は万物が成長していく時期です。
「青し」が「青春の息吹」と「青空」がかかっていて、
ご老体になっても青年の気分で出かけなさい
という意味が込められているそうです。
(参考:深秋会

 
草間時彦さんは1920年に東京府で生まれ
神奈川県鎌倉市で育ったそうです。

東京で民権はジャーナリストとして
活動されたこともある俳人です。
 

まとめ


以上、
小満についてまとめてみました。

ここまで二十四節気シリーズとして
いくつか調べてまとめていますが
調べるほどに奥の深い考え方ですねw
 

今回は小満祭というお祭りが出てきましたが
とても楽しそうですよね。

機会があれば一度この目で確かめてみたいと思いました。

 
暖かくなってくるこの時期ですが、
走り梅雨(本格的な梅雨に入る前のぐずつく天気のこと)の時期でもあるので
傘を持ち歩かないと突然の雨に苦労する時期でもあります。

青空が広がる日が多いので
本格的な夏の到来を感じられるこの時期を
ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか?

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