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なでしこ大敗で準優勝はドロー運のおかげって意見が出そうだけど違うって話

なでしこ大敗で準優勝はドロー運のおかげって意見が出そうだけど違うって話 スポーツ
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なでしこが臨んだ女子W杯決勝戦。
結果は残念ながら2-5と大敗w

この結果だけを見て
「所詮なでしこの準優勝はドロー運に恵まれたおかげ」
って意見が出てきそうだけど、
それは全く違うってはなし。


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スコアだけで比較する人っているけど


今日の試合に限った話じゃないけど、
こういうスポーツの大会で、
スコアの比較だけの三段論法で
意見を述べる人っていますよね。

国を代表するチームの戦いになると、
国内外からそういう意見を述べる人
をネットの書き込みなどでよく見かけます。

でもその論法って全くもってナンセンスw
そんな単純な話じゃないでしょって話。

確かになでしこのドロー運は恵まれていたが


確かに今大会のなでしこは、
予選グループにランク上位チームはおらず、
決勝トーナメントでも、
世界ランク1位~3位までが
反対サイドになるなど、
ドロー運に恵まれていたのは事実。

そのことを否定するつもりはないですが、
世界ランクだけでは測ることのできない、
厳しい戦いを勝ち抜いてきたことも事実です。

決勝戦で初めてなでしこより
ランク上位の国と戦ったこと、
そこで大敗したことが、
こういう意見を後押しするのかもしれませんが、
スコアはあくまで結果であって、
もう一度戦ったらこうなるとは限らないです。

それは今までの全ての試合に言えること。
そもそも抽選で組み合わせが決まるわけで、
「運」は毎回ついて回る話ですから、
そのことをとやかく言っても始まらないです。

組み合わせが違ってたら
なでしこは準優勝できなかったかもしれません。
でもそんな仮定の話をしても
仕方のないことですよね。

目の前で起こった結果を素直に受け止めて、
優勝チームには賛辞を、
準優勝チームには健闘を称える温かい言葉を
投げかけてほしいものです。

三段論法の矛盾


この手の三段論法には
矛盾が含まれています。

今大会に関していえば、
例えば、

・ドイツはアメリカに0-2
・日本はアメリカに2-5
・だからドイツは日本より強い


的な論法。
(※ドイツの人がそう言っているかはわかりません。あくまで例として。)

この手の三段論法って、
都合のいい部分だけ拾ってくる場合が多く、
矛盾も簡単に見つけられます。

・日本はイギリスに勝った
・ドイツはイギリスに負けた
・だから日本はドイツより強い


でもこういう議論って
ナンセンスで下らないでしょ?

そんな単純な話ではない


実際はそんな単純な話じゃないです。

・ピッチコンディション
・天気や気温
・前の試合からの休養期間
・けが人、累積警告者の状況
・試合の展開


など様々な条件が絡み合って.
「たまたま」今回はこうなった
ってだけの話で、
もう一回やったら違う結果になることだってある。

それはすべての試合に言えること。
もう一回W杯やったら
全く同じ結果になるなんてありえない。

だから目の前の事実がすべてであって、
それは素直に受け止めるべきですね。

反省は必要だが


勿論、優勝を逃したなでしこには、
課題も見つかったわけで、
反省点を洗い出し
修正する必要はあると思います。

でもひとまずは、
下馬評では評価の低かったなでしこが
決勝まで進み、準優勝したことを
素直に評価したいと思います。

課題を指摘する意見ならともかく、
ナンセンスな論法でディスったりするのは
やめてほしいと願います。

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