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庭でバーベキューするのは迷惑?法律、ご近所への対応や煙対策など

庭でバーベキューするのは迷惑?法律、ご近所への対応や煙対策など 生活
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アウトドアレジャーも楽しい季節ですね。
ご家族やお友達とバーベキューをしようと思っていらっしゃる方も多いのではないのでしょうか?

お庭があるお家なら、ご友人を招いてみんなでワイワイとお庭でバーベキューをしたい方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、そういった時に気になるのがご近所への迷惑。
そもそも住宅街の庭でバーベキューをすることは法律的には問題ないのでしょうか?

また、できるとして、その場合にはどんな対策をすればいいのでしょうか?
気になったので調べてみました。



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庭でのバーベキューは法律的にはOK?


法律的なことについて、こちらのサイトで弁護士の方が答えている記事があったので参考にさせていただきます。
(出典:ライブドアニュースより
 

この記事に出てくる芝綜合法律事務所の牧野和夫弁護士によると、

「住宅街でバーベキューをすること自体は、自分の家であれば特に許可は要りません」


とのことで、つまり違法ではない、ということですね。

 
ただし、周辺の住民の方がバーベキューによって何らかの被害を受け、その被害のレベルが『受忍限度(我慢すべきレベル)』を超えていると判断されると、法的責任を追及される場合もあるとのことですから注意が必要です。

受忍限度をこえているかの判断基準についても書かれています。

(1)被害の性質:健康被害の有無
(2)程度・態様:騒音の大きさ・時間帯・頻度・継続性
(一般常識から大きく外れたものは、受忍限度を超えたと判断される可能性が高くなる)
(3)加害行為の公益性の有無:加害者が病院、学校など公共性を持つかどうか
(4)回避可能性:騒音クレームに対する対応(音に気を付ける)があったかどうか


健康被害があったとなると相当のレベルですよね。
これらをふまえると、法律的に問題になるのは余程のことがない限り心配なさそうです。

 

ご近所への対応は?


気になるのが、ご近所への対応。

庭でバーベキューをした場合、
・煙や臭いが洗濯物や干している布団についた
・窓を開けていて部屋の中まで煙や臭いが入ってきた
・大人数でついつい大きな声で話したり子供が騒いだりするなど、騒音が出る

といった迷惑がご近所にかかってしまう可能性があります。
一歩間違えると、ご近所トラブルにも発展しかねません。
 

では、ご近所への対応はどのようにすればいいのでしょうか?

まず、夜間(夜遅い時間帯)は特に迷惑になりやすいので避けた方がいいそうです。
夜間は音が響きやすく、最近は夜に洗濯物を干している家庭もあり、バーベキューをするのであれば昼間の時間帯にしておいた方がよさそうです。
(※洗濯物は昼間も注意が必要ですよね。。。)
 

必要なのが、ご近所への挨拶とのこと。
〇月×日の△時から◎時まで庭でバーベキューをすることを伝え、煙や音には十分気をつけるが洗濯物や部屋の換気など気をつけてほしい、迷惑があった場合には遠慮なく連絡をしてほしいといった旨のことを伝え、携帯電話などの連絡先を伝える。

「ご迷惑をおかけします」という意味で菓子折りなどを持っていくとさらに丁寧です。
挨拶は数日前~少なくとも1日前にはした方がよいそうです。

まあこのへんはご近所さんとの人間関係(お付き合いレベル、親密度等)によっても多少変わってくるかと思いますが。。。
 

どのくらいのスペースが必要???


では、ご近所へのマナーに気をつけた上で、実際にバーベキューをするとすると具体的にどのくらいのスペースが必要なのでしょうか?

下記住宅メーカーさんのホームページによると、4~5人でするならだいたい2.4m四方のスペース、7~8人なら4.5m×3mくらいあれば、コンロとテーブル、イスを置いても十分楽しめるとのこと。
(出典:COZY

スーパーなどの駐車場はおおむね幅2.5m×奥行き5mに作られているそうなので、7~8人スペースなら駐車場1台分のスペースに1㎡足したくらい(ひと回り大きくしたくらい)の広さがあるとよいとのことです。

 

煙対策はどうしたらいい?


ご近所への迷惑などを考えても、煙は少ない方がいいですよね。

ここでは、煙をなるべく出さない方法をご紹介します。
煙対策については、以下のサイトなどを参考にさせていただきました。
(出典:My Style
(出典:SHMINATOR
 

使う炭に気をつける


消し炭(1度使った炭)を使うと通常の炭より煙が少ないそうです。

また、岩手切炭のような黒炭や大黒おが炭のようなおが炭は取り扱いが比較的楽で煙も少ないようです。
ホームセンターなどで安売りしているマングローブ炭は、爆ぜる上に煙も多いそう。
 



着火や火力に気をつける


火力の強いところに油が落ちると大量の煙が出てしまうそうなので、火力が強くなり過ぎないように調整することが大事です。

火が強くなり過ぎた場合は、ブリキのバケツの中にいったん余分な炭を移すと火を弱めることができるそうです。

また、火をつけるときに新聞紙などではなく、着火剤を使うと煙を抑えることができるとのこと。
新聞紙や木切れだと火力が上がる分、煙も多くなってしまうそうです。

それから、炭の量が多いとやはり煙が多くなってしまうので気を付けたいところ。
コンロの底が隠れる程度がいいようです。
 

脂分の多いものやタレの付いたものを焼かない


ホルモンやトントロなどの脂身の多いものは、かなり煙が出るので避けた方がよいそうです。

また、タレにも油分が含まれていて、タレが落ちたり網に焦げ付いたりするとそこから煙が出るとのこと。

脂身の多いものやタレの付いたものは極力避けましょう。
 

道具に気をつける


油が下に落ちないようにすれば煙も少なくなります。
網の上にアルミホイルを敷いたり鉄板を使うとよいようです。

また「無煙炭火バーベキューコンロ」を使うと煙が少なく焼けるそう。


 
1回だけではなく何度もバーベキューを行う予定がある方は、このような調理器具を検討してみてもいいかもしれませんね。

そしてさらに、究極的には炭を使わずに焼ける「溶岩プレート」が1番煙をカットできるとのこと!!


上を見ればキリがありませんが、商品は比較的手頃な価格帯からあるようですので試してみる価値はありそうです。

 

まとめ


以上、庭でバーベキューをする際に迷惑をかけないようにするための注意点や煙対策、法律的な問題などについて調べたことをまとめてきました。

今の御時世はいろいろと周囲に気を使わなければいけないことも多いですが、ご近所へのマナーを守って楽しくバーベキューをしたいですね。

後でトラブルを招かないためにも、ご近所への煙や臭いの影響を最小限に留める努力はしていきましょう。

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